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中山間地を「オリーブの森」に

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 JAは今年から桜川市大泉地区で、「オリーブの森プロジェクト」をスタートしました。子会社のJA北つくばアグリファーム(株)と共同で実施しています。同社が耕作放棄地などを借り受けて再生した農地に、苗を植え「オリーブの森」を育てる計画です。オリーブはオイルや化粧品などとしても付加価値が高いため、JAは6次化につなげたい考えです。
 この地域はイノシシによる食害被害が多いことから、葉や実に苦味があり、食い荒らされることが少ないオリーブを栽培品種として選びました。JA、アグリファーム職員らが定植した農地は緩やかな傾斜地で、日照時間も長く、風通しも良いため栽培に適しています。
 今回植えた苗が収穫できるまでには3、4年かかりますが、今後も規模を拡大していく計画です。JAの吉川君男専務は「森の完成まで時間も手間も掛かるプロジェクトだが、地域の人にもオリーブの成長を楽しんでもらいたい。地域活性化のきっかけにしたい」と期待を寄せます。1

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