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良質な「にじのきらめき」種子栽培に向け講習会

 JA北つくば結城種子生産部会は8日、結城市小森のJA北つくば結城種子センターで、にじのきらめき種子栽培講習会を開きました。生産者や結城地域農業改良普及センター、JA職員が13人が参加し、良質な種子生産に繋げることを目的に、にじのきらめき種子の栽培管理について確認しました。同部会では、2020年産から4人の生産者が約3㌶で、にじのきらめきの種子生産を始めました。JA管内(筑西・桜川・結城市)の生産者が同品種を栽培する面積が増えていることや、県内でも注目を集めてきていることから、21年産は、8人の生産者が約9㌶(うち5㌶は茨城県農林振興公社の生産委託、4㌶は木徳神糧の生産委託)に栽培面積を拡大させ、種子生産に取り組みます。生産された種子は、県内JAに供給される予定です。

 同部会の稲葉吉政部会長は「にじのきらめきは、年々栽培面積が増えている大変有望的な品種である。これから栽培管理をしっかり行い、良質な種子の生産をお願いしたい」と呼び掛けていました。

 講習会では、普及センターの小島主査から、品種の特長や種子生産上の留意点について詳しく説明し、「生育期後半に窒素をあまり効かせ過ぎないよう注意してほしい。収穫時期は、穂の色を見て刈り取りの判断すること」と強調していました。その後、病害虫防除や乾燥調製についての注意点を話し、生産者同士意見を交わしながら栽培管理の確認をしました。

 同部会は、水稲品種「コシヒカリ」や「チヨニシキ」「夢あおば」「あさひの夢」などの種子を、生産者65人が約100㌶で栽培する他、麦種子も生産しています。行政や普及センター、JA関係機関と連携し、厳正な圃場審査の他、変種・異品種による事故防止に向けたマシンメンテナンス講習や種子伝染病等を予防するための適期防除、栽培管理技術研修会などを行い、優良種子の品質向上を図っています。

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