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小菊本格出荷に向け規格統一

JA北つくば花き部会菊部は4日、筑西市松原のJA北つくば明野野菜集出荷所で小菊の目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、行政、市場担当者ら約50人が参加し、これからの本格出荷に向けて規格を確認し品質の統一を図りました。

今年度は、3月から4月に気温が高く推移したため、ハウスや小トンネルで栽培されている小菊の出荷が例年より約10日早まり、5月10日から出荷が始まりました。また、露地栽培の小菊は、5月の天候不順の影響で生育が遅れ、圃場(ほじょう)により異なるが、例年並みの出荷となる見込みです。

  同部の早瀬勢樹子菊専門部長は「現在は、順調な出荷が続いている。今シーズンから、量販店からの要望もあり、出荷規格が若干変更になる。有利販売に繋げるために、規格をよく確認し出荷してほしい」と呼び掛けていました。

 目ぞろえ会では、JA営農経済部園芸課の須藤彰営農指導員がサンプルの小菊を手に取り、蕾の開き具合を揃える切り前や規格ごとの形状・花色・花形などを確認。また、今シーズより規格が変更となる、葉の処理方法を入念に説明し、出荷調整時の注意点などを申し合わせました。

市場担当者らは、「選別で迷ったら1等級落としてほしい。消費者目線での箱詰めをお願いしたい」と話していました。

同部は48人が約9㌶で小菊を栽培。生産者・需実者ニーズに対応した生産・出荷の取り組みや品質等は評価が高く、県の銘柄産地にも指定される。今年度は、約250万本の出荷を見込み、販売金額9000万円を目指しています。

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