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JA検査員ら令和3年産麦程度統一

JA北つくばは9日、筑西市西榎生のJA北つくば大田低温倉庫で令和3年産麦の程度統一及び農産物検査員・販売担当者研修会を開きました。農産物検査員15人が参加し、管内で収穫された大麦「カシマムギ」「カシマゴール」「ミカモゴールデン」と裸麦「キラリモチ」、小麦「さとのそら」「きぬの波」のサンプルを各地区から持ち寄り、形質や未熟粒、被害粒の限界基準などを入念に確認しながら品質を見極め、程度の統一を図りました。

今年産麦は、暖冬の影響や2月中旬以降適度な降雨があったことから生育が進み、出穂期は平年より1週間程度早まりました。大麦や裸麦は、5月の登熟期に安定しない天候が続いたため、品種や圃場(ほじょう)により異なるが、品質に若干のバラつきが見受けられました。小麦は、順調に生育し、収量も期待できます。

検査終了後は、集荷された麦の検査事務の流れや保管方法、入出庫対応などを確認。生産者に対しては、品種切り替え時の機械清掃の徹底を周知することなどを申し合わせました。

 講評したJA全農いばらきの益子善文技術顧問は「これからの天候次第で、収穫時期が検査のポイントになってくる。等級付けに迷ったら、複数人の目で確認してほしい」と検査員らに呼び掛けました。

筑西、桜川、結城の3市にまたがるJA北つくばは、県内一の麦の生産量を誇り、契約農家数は255戸で、栽培面積は2646㌶に及ぶ。小麦1417㌶、大麦899㌶、裸麦330㌶を作付け、収穫量は計約8750㌧が見込まれます。

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