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小菊出荷最盛期を迎える

 

 JA北つくば花き部会菊部は、盆の需要期を前に小菊の出荷最盛期を迎え、生産者は連日出荷作業に追われています。最盛期を迎えている3日には、約7万本の小菊を市場へ向け出荷しました。

出荷するのは、同部の生産者48人。同部は、生産者・実需者ニーズに対応した生産・出荷の取り組みや品質等は評価が高く、県の銘柄産地に指定されています。

 今年度は、天候に左右されることなく順調に生育し、品質・数量ともに良好で、昨年を上回る出荷量が期待できます。

 収穫された小菊は、JA北つくば明野野菜集出荷所に集められ、同部員らやJA担当者らが検査員となり運び込まれた小菊を全ケース開封し、目視による検査を行い、品質や出荷規格を確認しています。また、規格によって茎の半分程度まで下葉を処理し、集出荷所着時の花の咲き具合を統一するなどして、量販店が扱いやすい仕立てを行い、有利販売に努めています。

同部の早瀬勢樹子菊専門部長は、「コロナの影響により、心配された販売も順調に進み、一安心している。これからも、肥培管理や選別を徹底して、良質な小菊を生産していきたい」と意気込みを語っていました。

盆の需要期出荷は8月1日から12日で、その間約38万本の小菊の出荷を見込み、販売金額1500万円を目指しています。

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