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結城市内の学校を花で明るく

 JA北つくば結城支店と結城南支店は16日から18日にかけて、結城市内の小・中学校へパンジーとビオラの苗を寄贈しました。苗は、JA北つくば花き部会結城支部の生産者4人が8月中旬に播種(はしゅ)し、心を込めて管理してきたものです。この取り組みは、JA地域貢献活動の一環として、心豊かで健全な青少年の育成や顔の見える産地として地域農業に関心を深めてもらうことが目的です。新型コロナウイルスの影響で、学校行事や地域のイベントなどが中止となる中、花を飾ることで心を癒してもらおうと昨年11月に寄贈をしたところ、学校関係者や地域住民から好評だったことから今年も企画しました。

 寄贈では、パンジー1200株、ビオラ1200株を同市の小学校9校と中学校3校へ1校あたり約200株を配布しました。苗を受け取った先生は、「とてもありがたい」「児童たちと一緒に植えさせてもうら」などと笑顔で話していました。

 また、17日には、同市中央町の結城市役所で贈呈式が開かれ、JAの古澤諭組合長から同市教育委員会の黒田光浩教育長へプランターに植えられたパンジーとビオラの苗を寄贈しました。

 黒田教育長は「花は人の心を豊かにし、情操教育に役立つ。JAのこうした取り組みを大変ありがたく思う」と感謝を述べていました。

 古澤組合長は「地元の生産者が育てた花を見て、少しでも農業に関心を持ってもらえればと思う。豊かで暮らしやすい地域社会の実現に向け、これからもさまざまな取り組みを進めていく」と話していました。

 配布した色とりどりの花は、各学校の花壇などに植えられた他、同市役所やJA両支店の入り口付近にもプランターで飾られ、利用者の目を楽しませています。

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