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JA北つくば梨選果場竣工式 新梨選果場の完成祝う

 

 JAは7月19日、筑西市上野のJA梨選果場(建物・選果機械設備新設)工事が完了し、竣工式を開きました。JAの古澤諭組合長や常勤役員、田所嘉徳衆議院議員、須藤茂筑西市長、JA全農茨城、施工業者、JA梨選果場部会役員ら約90人が出席し、落成を祝いました。建物・機械設備の総事業費は6億7140万円。国の強い農業・担い手づくり総合支援交付金事業の助成を受けました。

 古澤組合長は「梨選果場の新設は、持続可能な農業の実現に向けての取り組みや農業者の所得向上につながると確信している。更なる地域農業の振興に、より一層の支援・協力をお願いしたい」とあいさつ。竣工式では、完成を祝うテープカットが行われ、古澤組合長と同部会の箱守敬一部会長が起動ボタンを押し、選果機を稼働させました。

 新選果場の延面積は約2580平方㍍で、鉄骨造1階建て。新選果機は、2ライン設置され、内部品質検査装置(光センサー)で、糖度や水果、褐変等を測定する装置を導入して規格の統一と品質の安定を図ります。また、選果から箱詰め作業までを行うラインでは、外部からのホコリや異物等の混入を防ぐため、選果室を設置し、品質管理を徹底しています。

 同部会は、今年の3月に設立し、主体的自主運営を始め、生産者76人が約60㌶で梨を栽培。7月27日から、露地物の品種「幸水」の出荷が始まり、品種を変えながら10月中旬まで出荷が続きます。

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