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新梨選果場を視察し意見交換

 JA北つくばは7月28日、筑西市上野に今年新設されたJA北つくば梨選果場で、茨城県農林水産部の上野昌文部長や茨城県県西農林事務所、筑西市の視察に応じ、意見交換会を開きました。JA北つくばからは古澤諭組合長はじめ、常勤役員や管理職らが参加しました。

 視察では、JA関城支店営農経済課の柴淳史課長が選果施設や同場内を案内しながら概要を説明しました。選果から箱詰め作業を行うラインでは、外部からのホコリや異物の混入を防ぐための選果室が設置され、品質管理を徹底していることを確認。また、規格の統一と品質の安定を図り、消費者ニーズに対応するため、糖度や水果、褐変等を測定する内部品質検査装置(光センサー)を導入したことの他、選果時の転がりやコンベヤーの落差によって起こる傷みを防ぐ選果方法の無落差ベルト式を視察しました。

 同部の上野部長は「光センサーを導入した新梨選果場のこれからが非常に楽しみ。農業を取り巻く情勢は、厳しい状況ではあるがしっかりと考えていきたい」とあいさつしていました。

 意見交換会では、梨産地の高齢化問題や産地の維持に向けた取り組み、茨城県のオリジナル品種「恵水(けいすい)」について活発な意見が交わされました。また、JA管内の農業の現状や課題、取り組みなどを共有し、共に連携を図りながら生産者所得の向上や持続可能な農業を目指していくこと確認しました。

 古澤組合長は最後に「温暖化による異常気象が作物の生産に影響している。また、肥料や飼料、生産資材価格が高騰し、農業経営は厳しい状況にあるので、持続可能な農業のために今後ともお願いしたい」と話していました。

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