「小栗判官伝説」を再現したお祭り、「小栗判官まつり」が3日、筑西市門井の筑西市立新治小学校などで4年ぶりに開かれました。まつりは1989年に始まり、今年で31回目。JA協和支店の職員やJA協和地区女性部も地域振興の一環として参加しました。
まつりでは、小栗判官役に俳優の松田賢二さん、照手姫役に筑西市出身で祇園芸妓のゆり葉さんが出演し、戦国絵巻を思わせる武者行列では、馬にまたがった「小栗判官」や御所車に乗った「照手姫」をはじめ、侍女や四天王、十勇士、子ども武者など約150人がJR新治駅前通りを練り歩きました。同支店の職員は、甲冑(かっちゅう)姿になり、十勇士役で参加。沿道には多くの観客が武者行列を見ようと集まり、歓声や手を振るなどして賑わいました。また、会場では、小栗太々神楽などの伝統芸能の披露や体験コーナー、地元の農産物直売などが行われ、同女性部も出店し、うどんやそばを販売。来場者からは好評で完売とりました。
同支店の堀江英樹支店長は「女性部の皆さんの元気に負けないように8人の職員が武者行列に参加してくれた。身近な歴史に肌で触れ、地域への親しみや理解が深まったと思う。地域振興に貢献できる機会を今後も大切にしていきたい」と話しまし。