小菊出荷最盛

 JA北つくば花き部会菊部は、盆の需要期を前に小菊の出荷最盛期を迎え、生産者は連日出荷作業に追われています。最盛期を迎えている8日には、約4万本の小菊を市場へ向け出荷しました。今年度は、5月中旬から露地栽培の小菊の出荷が始まり、猛暑日が続く中、生産者の徹底した管理により品質・数量ともに良好で、例年通り順調な出荷が続いています。

出荷するのは、同部の生産者42人。同部は、生産者・実需者ニーズに対応した生産・出荷の取り組みや品質等は評価が高く、県の銘柄産地に指定されています。

 収穫された小菊は、JA北つくば明野野菜集出荷所に集められ、JA担当者らが検査員となり運び込まれた小菊を全ケース開封し、目視による検査を行い、品質や出荷規格を確認します。また、集出荷所着時の花の咲き具合を統一する他、M・S・2Sの規格は、茎の半分程度まで下葉を処理し、量販店が扱いやすい仕立てを行い、有利販売に努めています。

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幸水出荷最盛期

 

 県内でも有数の梨の産地、筑西市で「幸水」の出荷が7月31日から最盛期を迎えました。同市布川のJA北つくば下館梨共同選果場では、最盛期に合わせ作業員を増やした。連日60人態勢で作業し、日量約1800㌜(1㌜10㌔)が出荷されます。

 「幸水」は、みずみずしくシャリ感があり強い甘味が特徴。今年度は、開花が早かったことから例年よりも約1週間早く、7月21日から出荷が始まりました。霜や台風等による被害もなく順調に生育し、糖度・品質ともに良好で、順調な出荷が続いています。

 同市は、安政4年(1857年)から梨園を開いた日本最古の梨産地の一つで、県の銘柄産地の指定を受ける。同選果場部会員は、38人の生産者が約30㌶で栽培。「幸水」は8月11日まで出荷し、8月下旬から「豊水」、「恵水」、「あきづき」、「新高」、「新興」、「にっこり」と品種をリレーしながら10月中旬まで出荷が続き、今年度は出荷数量7万1000㌜を見込み、販売金額3億円を目指します。

アスター目ぞろえ会

 

 JA北つくば花き部会アスター部は7月28日、結城市大木のJA北つくば西部営農経済センターでアスターの目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、結城地域農業改良普及センター職員ら19人が参加。8月の盆需要期に向けて、出荷規格や切り前などを確認し、品質の統一を図りました。

 目ぞろえ会では、市場担当者らが販売状況や市場情勢について話し、同センターの丸山裕香営農指導員が規格や等級、出荷処理について説明。アスターの切り前の写真を用いて、集出荷場着時の花の咲き具合を確認しました。市場担当者は「当産地のアスターは、ボリュームがあり人気も高い。今年も良質なアスターの出荷をお願いしたい」と話しました。

 同部は、全国でも有数のアスターの生産量を誇り、生産者13人が約1.8㌶を栽培。アスターは連作障害による土壌病害が発生しやすいため、畑を移動しながら輪作体系を利用した土づくりを行い、露地野菜との複合経営を図っています。今年度の出荷は6月下旬から始まり、8月中旬までに約3000㌜(1㌜100本)の出荷を見込みます。

黒こだまスイカ目ぞろえ会

 

 JA北つくばこだま西瓜部会は13日、筑西市上星谷のJA北つくば東部営農経済センターで黒こだまスイカ「誘惑のひとみ」出荷協議会及び目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、市場担当者計22人が参加し、本格的な出荷を前に出荷規格の統一を図りました。

 同部会の大久保修一部会長は「黒こだまスイカは、注目度も高く、引き合いも強い。しっかりと目を合わせ有利販売につなげていこう」とあいさつしました。

 目ぞろえ会では、同センターの中島友浩営農指導員が産地情勢や出荷計画について説明。同部会の小林和成検査委員長がサンプルの黒こだまスイカを前に形状やキズ、焼けなどの出荷基準を確認し、生産者同士意見を交わし合いながら出荷規格を統一しました。

 食味や糖度を確認し、品質管理を徹底され生産された黒こだまスイカは、オリジナルブランド「誘惑のひとみ」として出荷し、果皮は黒く高級感があり贈答用としても人気が高いです。

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結城青年部トウモロコシ収穫体験

 

 全国でも有数のトウモロコシの産地である結城市で4日、JA北つくば結城青年部が市内の園児を畑に招き、トウモロコシの収穫体験を開きました。収穫体験は、同部がJAや行政と協力し、園児たちに地元特産のトウモロコシのおいしさを伝え、農業を楽しく体験してもらおうと毎年開いています。

 園児たちは元気よく畑へと入ると、部員のアドバイスを受けながら、力いっぱいトウモロコシを引っぱり「いっぱい取れた」「こっちにもあった」「早く食べたい」などと歓声をあげながら約3000本を収穫しました。取れたてのトウモロコシは、給食やおやつの時間に食べてもらう他、家族でも地場産の味を楽しんでもらおうと、お土産として持ち帰ってもいました。

 同部は、16人の若手生産者が主にハクサイやレタス、トウモロコシなどの露地野菜を中心に栽培し、視察研修や仲間同士交流を深めながら栽培技術の向上を図っています。

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結城トウモロコシトップセールスでPR

 

 JA北つくば結城園芸部会トウモロコシ部は13日、東京都中央卸売市場大田市場の東京青果卸売場でトウモロコシのトップセールスを開きました。当JAの古澤諭組合長や宮田理也部会長、北嶋一弘部長、小林栄結城市長らが参加し、これから出荷最盛期を迎える結城市のトウモロコシを強く売り込みました。

 同市は、全国有数のトウモロコシの産地。同部は、実の皮が軟らかくフルーツのような甘さが特徴の「味来(みらい)」をオリジナルブランド「夏祭り」の商品名で出荷しています。今年度は、天候による被害もなく、品質は良好で順調な出荷が続いており、6月下旬から7月中旬にかけて出荷のピークを迎えます。

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小菊目ぞろえ会

 JA北つくば花き部会菊部は9日、筑西市西榎生のJA北つくば営農経済センターで小菊の目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、行政、市場担当者ら32人が参加し、これからの本格的な出荷に向けて規格を確認し品質の統一を図りました。

 目ぞろえ会では、JA営農経済部園芸課の須藤彰営農指導員がサンプルの小菊を手に取り、規格ごとの形状・花色・花形や蕾の開き具合をそろえる切り前などを確認し、葉の処理方法や出荷調整時の注意点などを申し合わせました。

 同部の木村伸生菊専門部長は「生産者一丸となり、栽培管理と選別を徹底し、有利販売につなげていきたい」と意気込みを語りました。

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結城ナス目ぞろえ会

 

 JA北つくば結城園芸部会茄子部は8日、結城市の江川多目的集会施設で令和5年産ナスの統一目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、行政、市場担当者ら34人が参加し、有利販売に向け出荷規格の統一を図りました。今年度は、3月下旬から定植作業が始まり、天候にも恵まれ順調に生育。生産者の徹底した肥培管理により、良質で順調な出荷が見込まれます。

 同部の田村供行部長は「これから出荷量も増え、品質が重要になってくる。しっかり目をそろえ、有利販売につなげて平均単価1㌜1600円を目指していこう」と部員らに呼び掛けました。

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結城トウモロコシ芽揃え会

 

 JA北つくば結城園芸部会トウモロコシ部は5日、結城市の江川多目的集会施設で令和5年産トウモロコシ統一目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、行政、市場担当者ら約60人が参加し、本格的な出荷を前に規格の統一を図りました。

 結城市は、全国有数のトウモロコシの産地。同部は、実の皮が軟らかくフルーツのような甘さが特徴の「味来(みらい)」をオリジナルブランド「夏祭り」の商品名で出荷しています。今年度は、天候にも恵まれ順調に生育。台風等による被害もなく、品質は良好で順調な出荷が期待できるそうです。

 同部の北嶋一弘部長は「毎年この時期は、悪天候となることが多いので、肥培管理を徹底し、一人ひとりが規格を守り、最後まで良質なトウモロコシを出荷してほしい」と部員らに呼び掛けました。

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タマネギ目ぞろえ会

 

 JA北つくば下館玉葱部会は23日、筑西市谷部のJA北つくば下館野菜集出荷所でタマネギの目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、市場担当者ら28人が参加し、本格的な出荷を前に規格の統一を図りました。

 今年度は、昨年9月中旬から播種作業が始まり、冬場の乾燥や寒さの影響により、生育に若干遅れが見られましたが、3月からは気温も上がり生育も回復。5月には、適度な降雨があったため肥大も進みました。出荷は5月14日から始まり、品質も良く順調な出荷を見込んでいます。

 同部会の百木田隆雄部会長は「目ぞろえ会で規格を確認し、消費者に向け立派なタマネギを出荷してほしい」とあいさつしました。

 目ぞろえ会では、JA下館営農経済センターの寺門暁良営農指導員が、産地情勢や品位基準を説明。市場3社の担当者らがサンプルのタマネギを前に、皮の残し方や抽苔(とう立ち)に注意することなどを生産者らと話し合いながら規格を確認しました。

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春トマト本格出荷開始

 桜川市大国玉のJA北つくば東部トマト選果場で、春トマトの出荷が19日から本格的に始まりました。出荷は、JA北つくば東部とまと選果場部会の生産者3人が、計34コンテナを搬入し、約600㌜(1㌜1㌔)を市場へ向け出荷しました。同選果場では、生産者らが搬入したトマトを、選果員らが色合いや大きさ、傷などの選果基準を入念に確認しながら箱詰めを行います。今年度は、3月上旬から定植が始まり、天候にも恵まれ、着果も良好で順調に生育。気温が高く推移したことから果実の肥大も進み、順調な出荷が期待できます。

 同部会は、生産者4人が約1.1㌶を栽培。品種は暑さに強く、低段から大きくなる肥大力が特徴の「桃太郎75」を主力に「桃太郎ピース」などを作付けしています。同部会が生産するトマトは、色鮮やかな大玉で、甘さの中にも程よい酸味があってバランスが良く、さらに日持ちもし量販店等で取り扱いやすいようにと1㌔箱で出荷し、市場からも高い評価を得ています。

 同部会の柳田裕司部会長は「果肉も締まって、食味も良いトマトに仕上がった。市場との情報共有を密に図り、有利販売につなげていきたい」と意気込みを語りました。

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初夏レタス目ぞろえ会

 JA北つくば結城園芸部会レタス部は17日、結城市の江川多目的集会施設で、令和5年産初夏レタス目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、結城地域農業改良普及センター、市場担当者ら34人が参加し、出荷最盛期を前に規格の統一を図りました。

 同部の小川栄部長は「県の銘柄産地として、これからも品質の向上に努め、規格をしっかり守り、良質なレタスを出荷していこう」と部員らに呼び掛けました。

 JA管内の結城市は県を代表するレタス産地の一つで、県の銘柄産地にも指定される。同部は生産者110人が約75㌶を栽培。初夏レタスの出荷は5月下旬まで続き、今年度は出荷数量29万㌜(レタス1㌜7㌔~9.5㌔、リーフ1㌜4.5㌔)を見込み、販売金額5億円を目指します。

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春ハクサイ目ぞろえ会

 JA北つくば結城園芸部会春白菜部は11日、結城市江川新宿のJA北つくば結城野菜集出荷所で、令和5年産春ハクサイの目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、結城地域農業改良普及センター、市場担当者ら23人が参加し、出荷最盛期に向け規格の統一を図りました。

 同部の濵野公男部長は「有利販売につなげるためにも、適期収穫を心掛け、良質なハクサイの出荷を最後までお願いしたい」と部員らに呼び掛けました。

 同部は部員26人が約35㌶で春ハクサイを栽培。部員全員がエコファーマーを取得し生産履歴の記帳や農業生産工程管理(GAP)に取り組み、京浜市場を中心に20万㌜(1㌜13㌔、15㌔)の出荷を目指します。

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春トマト中間販売検討会

 JA北つくば結城園芸部会施設園芸部は11日、結城市内で春トマトの目ぞろえ会と中間販売検討会を開きました。生産者やJA、行政、市場担当者ら23人が参加し、5月上旬から迎える出荷のピークを前に規格の統一を図り、今年1月からの販売経過を振り返りました。今年度1月・2月は、低温の影響で生育が若干遅れていましたが、3月からは気温が高く推移し、生育も回復。生産者の肥培管理により、食味・品質ともに良好で、順調な出荷が続いています。

 同部の森田修一部長(JA北つくば結城トマト選果場場長)は「今シーズンは、天候にも恵まれ、素晴らしいトマトに仕上がっている。これから最盛期を迎えるので、肥培管理を徹底し、有利販売につなげていこう」とあいさつしました。

 同部は生産者14人が約4㌶で春トマトを栽培し、「いまどきトマト」の名称でブランド化しています。出荷のピークは5月上旬から6月上旬で、7月下旬まで出荷が続きます。同選果場は今年度、約700㌧の出荷量を見込み、販売金額2億円を目指します。

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こだまスイカ目ぞろえ会

 

 JA北つくばこだま西瓜部会は5日、筑西市上星谷のJA北つくば協和野菜集出荷所でこだまスイカ目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、市場担当者ら83人が参加し、有利販売に向け規格の統一を図りました。3月1日から出荷が始まった今年度は、天候にも恵まれ順調に生育。日中と夜間の寒暖差が大きかったことから糖度は十分で良質なこだまスイカに仕上がっています。現在は、日量約3000㌜(1㌜8㌔)と順調な出荷が続いています。

 また、JA北つくば協和直売所やファーマーズマーケット「きらいち」では、新鮮なこだまスイカを購入することができ、毎年、県内外からこだまスイカを求めて多くの客が足を運びます。

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結城レタス銘柄産地を更新

 

 令和4年度第2回青果物銘柄産地指定証交付式が23日、筑西市二木成の筑西合同庁舎で開かれました。同式では、結城市のJA北つくば結城園芸部会レタス部が生産するレタスが県の銘柄産地指定を更新。同部の小川栄部長やJAの古澤諭組合長、結城市の小林栄市長が出席し、茨城県県西農林事務所の石寺真所長から指定証を受け取りました。

 古澤組合長は「今後も、品質の向上・安定出荷に取り組み、生産者全員が同じ気持ちで、産地の発展を目指してほしい」と話し、小川部長は「結城市では、レタスを作り始めて約半世紀になり、熟練された技術を持つ生産者が多くいます。今後も生産者一丸となって良品生産に努めていく」と抱負を語っていました。

 結城市は県内有数のレタス産地で1997年に銘柄産地指定を受け、同部は生産者114人が184㌶を栽培しています。2008年から農業生産工程管理(GAP)に取り組み、結果のフィードバックにより毎年チャックリストの見直しを図っています。機械化一貫体系の導入や外国人研修生制度を活用し、産地の維持・拡大を進め、秋作では、全面マルチで栽培し、降雨リスクの軽減と作業分散化を図ります。2021年の出荷数量は6029㌧、販売金額は6億7700万円の実績をあげています。

 県は1982年から青果物銘柄産地指定制度を創設し、現在は花きを含め60産地が指定され、3年ごとに更新のための評価を受けています。

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イチゴ後半戦に向け規格確認

 JA北つくばいちご部会は14日、筑西市西榎生のJA北つくば営農経済センターで中間検討会を開きました。生産者やJA、行政、市場担当者ら36人が参加し、出荷の折り返しとなるこの時期に、これまでの販売状況や実績を振り返り、出荷規格や選別基準を再確認しました。

 出荷は、昨年11月上旬から始まり、2番果のピークを迎える1月下旬から2月上旬は、低温の影響を受け、出荷量は例年よりも若干が減ったが、単価は高く推移し販売状況は良好。気温の上昇に伴い、順調な出荷を見込みます。

 同部会の間々田則夫部会長は「気温も高くなり、イチゴの色付きも早くなってきている。再度規格を確認し、最後まで良質なイチゴの出荷をお願いしたい」とあいさつしました。

 検討会では、市場4社担当者が販売情勢や産地への要望などを話し、パックの詰め方や出荷規格を生産者らと確認。市場到着時のカラーチャート4番で出荷することや、痛みがあるものは出荷しないことを申し合わせました。

 同部会はエコファーマーの認証を受けた生産者46人が約9.5㌶で「とちおとめ」や県オリジナル品種「いばらキッス」を栽培。天敵を使った減農薬栽培や農業生産工程管理(GAP)に取り組み、高水準での販売に力を入れています。5月下旬までに約143万パック(1パック260㌘)の出荷を見込み、販売金額5億円を目指します。

 同部会では販売促進を図るため、新たな取り組みとして2月中旬からの約2週間、イチゴプレゼントキャンペーンを実施。イチゴのパックにシールを貼り、二次元コード(QRコード)を読み込み、アンケートに答えると、抽選でイチゴがもらえます。消費者からは「これからもおいしいイチゴを届けてほしい」「イチゴ大好き」など、多くの声が寄せられました。

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促成キュウリ出荷最盛

 桜川市大国玉のJA北つくばキュウリ選果場は3月に入り、促成キュウリの出荷最盛期を迎え、生産者は連日収穫作業に追われています。出荷は昨年12月中旬から始まり、3月からは日量約3000㌜(1㌜5㌔)を京浜市場へ向け出荷しています。3月中旬から4月上旬の出荷ピーク時には、日量約4000㌜近くが出荷される見込みです。

 今年度は、低温の影響により2月までの出荷量は例年に比べ若干減ったが、単価は高く販売状況は良好。気温の上昇とともに数量も回復し、順調な出荷を見込んでいます。

 JA北つくばきゅうり選果場部会は、生産者41人が約12・6㌶で促成キュウリを栽培し、選果部・販売対策部の専門部を設け、パート雇用の確保に努めながら安定した生産・販売に取り組みます。

 選果機は、スピードカメラで1秒間に約4本のキュウリの選別が可能。大きさや形、色を選別し、等級ごとにコンベヤーに乗り運ばれ、箱詰めされます。無落差ベルト式で、搬送時の転がりやコンベヤーの落差によって起こるイボ落ちを防ぎ、コンパクトな設計になっていることから、従業員の労働力の軽減や光熱費の削減にもつながっています。

 同部会の池田豊多部会長は「前半は思うように出荷数量が伸びなかったが、これからも肥培管理を徹底し、6月まで続く出荷の中で、取り返していきたい」と意気込みを語っていました。

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こだまスイカ「紅の誘惑」品質・規格統一

 

 JA北つくばこだま西瓜部会は10日、筑西市上星谷のJA協和野菜集出荷所で令和5年産こだまスイカの早期出荷者向け目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、市場担当者ら約70人が参加し、有利販売に向け規格の統一を図りました。今年度は、低温や乾燥の影響で管理に苦労したが、日照量に恵まれ成熟は良好。日中と夜間の寒暖差が大きかったことから糖度は高く、形状・食味ともに十分で、順調な出荷が期待されます。

 同部会の大久保修一部会長は「これまで築き上げてきた信用を失わないよう、今シーズンも厳しい選果選別をお願いしたい。そして、平均単価3000円(1㌜8㌔あたり)を目指していこう」と部会員らに呼び掛けました。

 目ぞろえ会で市場担当者は、市場情勢や販売状況を説明し、「日本一のこだまスイカの産地として、しっかり規格を守り、良質出荷をお願いしたい」と話していました。その後、同部会の小林和成検査委員長から、色むらや傷の割合による等級の境目などを確認し、ガタつきが無いよう箱詰めすることなどを申し合わせました。生産者らは、サンプルのこだまスイカを手に、生産者同士話し合いながら規格の統一を図りました。

 JA管内の筑西市と桜川市は全国でも有数の産地。同部会は両市合わせて143人の生産者が約61㌶で栽培し、高い糖度と大玉スイカに似たシャリ感が特徴の品種「スウィートキッズ」を中心に、「紅(べに)の誘惑」のブランド名で京浜市場を中心に販売します。今年度は、ここ2年連続で目標の販売金額10億円を突破することができたことから、11億円を目指し、約37万㌜(1㌜8㌔)の出荷量を見込みます。出荷のピークは6月上旬で7月中旬まで出荷が続きます。

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春レタス有利販売へ規格確認

 

 JA北つくば結城園芸部会レタス部は2日、結城市の江川多目的集会施設で、令和5年産春レタス・サニー・カール統一目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、市場担当者ら50人が参加し、本格的な出荷を前に規格の統一を図りました。今年度は、11月中旬頃から定植が始まり、低温や乾燥の影響で生育に若干遅れが見られ、2月中旬からやや小玉傾向で出荷が始まりました。3月中旬頃からは気温の上昇に伴い、玉肥大も進み、品質は良好で例年通りの順調な出荷が期待されます。

 同部の小川栄部長は「生産資材価格が高騰している中、少しでも高く販売していかなければならない。そのためにも、しっかり目をそろえ、良質なレタスを出荷し、有利販売につなげていこう」と部員らに呼び掛けました。

 目ぞろえ会では、JA全農いばらき担当者が、他産地情勢や販売経過を報告。市場3社の担当者は、サンプルのレタスを規格ごとに選別し、形状や大きさを揃えて出荷することや外葉の付け過ぎ、異物の混入に注意することなどを申し合わせました。市場担当者は「シーズン中、若どりを意識して、傷みがないよう選別の徹底をお願いしたい」と強調していました。

 JA管内の結城市は県を代表するレタス産地の一つで、県の銘柄産地にも指定されています。同部は生産者105人が約90㌶で春レタスを栽培。出荷は5月下旬まで続き、今年度は出荷数量26万㌜を見込み、販売金額5億円を目指します。

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こだまスイカ初出荷/シャリ感、糖度十分

 筑西市のJA北つくば協和野菜集出荷所と明野野菜集出荷所で1日から、こだまスイカの出荷が始まりました。JA管内の同市と桜川市は全国でも有数の産地。今年度は、11月下旬から定植作業が始まり、低温や乾燥の影響で栽培管理に苦労する部分はあったが、日照量に恵まれたことから成熟は良好。生育に好条件とされる日中と夜間の寒暖差があったため、糖度は高く、シャリ感も十分で良質なこだまスイカに仕上がりました。

 出荷されたこだまスイカはJA北つくばこだま西瓜(すいか)部会の水柿和也さんと西村喜一郎さん、飯泉光一さんが収穫したもの。この日は3人合わせて296㌜(1㌜8㌔)を京浜市場に向けて出荷しました。

 同部会は両市合わせて142人の生産者が約61㌶を栽培。冬場に暖房を使わないハウス栽培が主流で、高い糖度と大玉スイカに似たシャリ感が特徴の品種「スウィートキッズ」を中心に出荷します。出荷前には、JA職員らが試割りを行い、糖度や食味、形状など、条件を満たしたスイカだけを「紅(べに)の誘惑」のブランド名で京浜市場を中心に販売します。

今年度は約37万㌜の出荷量を見込み、販売金額11億円を目指します。出荷のピークは6月上旬で7月中旬頃まで出荷が続きます。

 水柿さんは「今年も例年通り、糖度の乗った甘いスイカができた。最後まで、肥培管理を徹底し、良質なこだまスイカを消費者に届けられるよう努力していく」と意気込みを語っていました。

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水戸ホーリーホック戦で農産物をPR

 

 JA北つくば営農経済部園芸課と特販課は2月26日、水戸市小吹町のケーズデンキスタジアム水戸で農産物の販売促進活動を行いました。同JAでは、JA茨城県中央会と共に、サッカーJ2「水戸ホーリーホック」と連携し、JA管内で生産される農産物の販売促進を目的に出店しています。JA北つくば管内(筑西・桜川・結城市)で生産された旬の農産物を用意し、水戸サポーターや他県から応援にくる相手チームのサポーターにPR販売しました。

 同日は、水戸ホーリーホックのホームで開幕戦が行われた。PR販売では、結城市産「秋冬ハクサイ」と出荷が始まったばかりの「春レタス」や最盛期を迎えている筑西・桜川市産の「キュウリ」、筑西市産イチゴ「とちおとめ」と県オリジナル品種「いばらキッス」、糖度が9度以上と高い、筑西市産「スーパーフルーツトマト」などを販売。JA職員らは、サポーターに声を掛け、特徴や美味しさを伝えました。売れ行きは好調で、購入者は農産物を手にスタジアム内へと向かっていました。

 園芸課の田崎友巳課長は「消費者との関わり合いは大切。今後も、こうした活動を通じ、安全・安心な農産物の提供と消費拡大につなげていきたい」と話していました。

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イチゴ 女性目線で規格統一

 

 JA北つくばいちご部会は16日、同部会の女性部を対象とした目ぞろえ会を筑西市谷部のJA北つくば下館野菜集出荷所で開きました。同部会役員や女性部員、JA、市場担当者ら18人が参加し、出荷規格の統一を図りました。同部会女性部の目ぞろえ会は品質の向上と、出荷に携わる家族や従業員に選果基準や出荷規格の共有を図る目的で開かれています。今年度は、11月4日から出荷が始まり、12月までの出荷量は天候等の影響により前年度よりも若干減りました。1月からは順調な出荷が見込まれ、2番果が出そろい始める1月下旬から2月上旬には出荷のピークを迎え、日量約1万パック(1パック260㌘)が出荷される予定です。

 同部会は、エコファーマーの認証を受けた46人の生産者が約9.4㌶で「とちおとめ」と、県オリジナル品種「いばらキッス」を栽培。生産者が選果選別し運び込んだパック詰めのイチゴをJA職員らが色や形、傷の有無、パックの詰め方などを入念に検査し、品質管理や規格の統一を徹底してます。

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秋冬ハクサイ「ゆうきくん」後半戦に向け規格統一

 

 JA北つくば結城園芸部会秋冬白菜部は11日、結城市大木のJA北つくば西部営農経済センターで、令和4年産秋冬ハクサイ中間目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、行政、市場担当者ら55人が参加し、結城ブランドハクサイ「ゆうきくん」の出荷後半戦に向け規格の統一を図りました。今年度は、10月中旬から出荷が始まり、天候に恵まれたことや生産者の徹底した肥培管理により順調に生育。出荷最盛期は11月中旬から1月下旬頃で、現在は日量約1万5000㌜(1㌜13㌔、15㌔)が出荷され、ピークを迎えています。

同部の濵野公男部長は「秋冬ハクサイの出荷も半分を過ぎた。残りの期間も選別をしっかり行い、良質なハクサイを出荷し、有利販売につなげていこう」と部員らに呼び掛けました。

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ハウスレタス仕上がり順調/最盛期に向け基準確認

 JA北つくば東部レタス部会は15日、筑西市上星谷のJA北つくば協和支店で、ハウスレタスの目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、市場担当者ら16人が参加し、出荷最盛期に向け選果基準の統一を図りました。今年度は、10月上旬から定植作業が始まり、天候に恵まれたことから順調に生育し、12月1日から出荷が始まりました。品質も良好で、甘くて柔らかく、食味の良いハウスレタスに仕上がり、安定した出荷が期待できます。

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促成キュウリ出荷スタート

 桜川市大国玉のJA北つくば大和キュウリ選果場で、促成キュウリの出荷と選果作業が12日から始まりました。初出荷は、JA北つくばきゅうり選果場部会の生産者ら5人が約36コンテナを持ち込み、選果員らがキュウリの品質を確認した後、選果機で大きさや形を選別し、等級ごとにコンベヤーに乗り運ばれ、箱詰めして約80㌜(1㌜5㌔)を市場へ向け出荷しました。

 今年度は、10月下旬から定植作業が始まり、天候に左右されることなく順調に生育。生産者の徹底した肥培管理により、品質は良好で安定した出荷が期待できます。

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イチゴ初出荷で規格確認

 JA北つくばいちご部会は4日、筑西市谷部のJA北つくば下館野菜集出荷所で初出荷に合わせ目ぞろえ会を開きました。生産者やJA、市場担当者ら34人が参加し、早期出荷者向けに出荷規格を確認しました。今年度は、朝晩の冷え込みの影響で、生育が昨年よりも1週間程度遅れたが、天候による被害もなく、病害虫の発生も少なく、品質は良好で順調な出荷が期待できます。出荷は、6人の生産者が380パック(1パック260㌘)を京浜市場へ向け出荷しました。

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JA北つくばの「梨」筑西ブランド認証

 

 筑西市丙の同市役所本庁舎で13日、「令和4年度筑西ブランド認証書授与式」が開かれ、JA北つくばの梨が筑西ブランドに認証されました。同市の須藤茂市長やJAの古澤諭組合長、箱守敬一部会長(JA梨選果場部会)、菊池時男場長(JA下館梨共同選果場)、藤倉邦洋部会長(JA関城梨部会)、JA役職員らが出席。須藤市長から古澤組合長に認証書が手渡されました。

 筑西ブランドは、知名度と付加価値の向上を図り、産業の振興と地域の活性化に資することを目的に2018年に創設されました。認証を受けるには、一定の品質が確保さていることが対象で、栽培管理体制や販売に対する責任体制が整備されていることなどが基準になります。認証を受けた品には、筑西ブランド認証マークの使用が許可されます。これまでに、こだまスイカやイチゴなど5品目が認証され、梨は6品目目になります。

 須藤市長は「生産者が良質な梨を栽培し、JAがサポートしているからこそ、梨の筑西市と言われてきている。今後とも生産者とJAの努力のもと、市としてもしっかりと梨を宣伝していく」とあいさつしていました。

 JAの古澤組合長は「梨産地の維持・発展に向けて、JAでもバックアップしていく」と話し、箱守部会長は「おいしい梨づくりに精進していく」、菊池場長は「先人の方たちが培ってきた筑西市の梨を守っていく」、藤倉部会長は「梨産地が発展するよう生産者が一丸となり頑張っていく」と抱負を語っていました。

 筑西市は、江戸時代から続く全国でも有数の梨産地。JA北つくばの同市内3組織の生産者は126人で103㌶を栽培しています。2021年度の出荷数量は2368㌧になります。

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食べて、知って、県オリジナル品種「恵水」/筑西市内小中学校へ提供

 JA北つくば梨選果場部会は14日から20日にかけて、筑西市内の小中学校へ、梨の県オリジナル品種「恵水(けいすい)」を提供します。この取り組みは、食育の一環として、「恵水」の知名度向上と地産地消につなげることが目的。給食の時間に食べてもらい、地域や農業のことを知るきっかけになればと企画しました。

 8日には、筑西市丙の同市役所本庁舎で同部会の箱守敬一部会長による学校給食への梨「恵水」寄贈に係る同市の須藤茂市長・同市教育員会の小室髙志教育長への表敬訪問を行いました。

 箱守部会長は「恵水は糖度が高くシャリ感も良いおいしい梨なので、子どもたちに食べてもらい、恵水の知名度を上げていきたい」とあいさつしました。

 恵水を試食した須藤市長は「これは甘い、シャリ感があってとてもおいしい。学校給食への提供、大変ありがたく思う」と絶賛していました。

 「恵水」は、同市内小中学校28校へ1335玉を、給食センターを通して提供します。「恵水」は、県農業総合センターが1994年に開発を始め、品種「新雪(しんせつ)」と「筑水(ちくすい)」を掛け合わせて育成し、2011年に品種登録をしました。果実は大玉で収量性も良く、糖度は平均13以上と甘味が強く、酸味が少ないのが特徴です。みつ症(果肉障害)の発生が少ない品種で、収穫時期は9月上旬から下旬頃、「恵水」は保存性に優れ、冷蔵貯蔵することで約3ヶ月の長期保存が可能です。

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この取り組みは、JA共済くらしの活動の一環で実施しています。